フランスたべもの記~スーパー、マルシェ、パン屋徘徊用メモ

FROMAGES
fromage

フランスチーズたらふくリスト

青カビびっしりの強いチーズ、スプーンで食べるクリーミーなチーズ、「トムとジェリー」のねずみが食べているような穴だらけの黄色いチーズ...。チーズといっても本当にいろいろあります。
私は癖の強いチーズが大好きで、パンチのきいたニクイ奴を求めてさまよい歩いていました。
それがある日、アクの強いチーズが好きだとフランスで話したら、今まで食べたことのないすごいブルーチーズを友達が買ってきてくれました。普通サイズの「ブレス・ブルー」なら2日で1個平らげてしまうような私でも、強いというより強烈に塩辛いこのチーズにはさすがに参り、消費スピードが20分の1くらいにダウンしました。上には上があるな、とチーズの奥深さを思い知りました。覚えているうちに食べたチーズの感想をメモしておこうと思います。
仏語のアクセント記号は省略しています。

チーズの名前、コメント
= Coups de coeur お気に入り

Affinage/Saison
熟成期間/食べ頃

FROMAGES AU LAIT DE VACHE

牛の乳チーズ
ABONDANCE 加熱プレスタイプ。
フランス(RHONE-ALPES)
きめ細やかで、かすかにナッツのような風味があります。AOC取得は1990年です。
90日/
夏~冬
AFFIDELICE AU CHABLIS  フランス(BOURGOGNE)、ウォッシュタイプ。
シャブリでウォッシュして作られる、味も香りも強いチーズです。表面はオレンジ色でつやつやしています。冷蔵庫から出しておけばしたたりおちるほどとろっとしたクリーム状になるので、スプーンで楽しめます。強烈ウォッシュ愛好家にとってはたまらない一品です。もちろんワインのシャブリとの相性は最高です。
3-4週間/
春~秋
ANGEROUX フランス、ウォッシュタイプ。
アフィデリスオシャブリとラミドシャンベルタンに挟まれると、まるでボクサーに囲まれたのび太くんです。ウォッシュ独特のくせが少なく、白カビの仲間に入れてあげたくなるほどマイルドなので、強すぎるチーズが嫌いな人でも大丈夫でしょう。フランス産なのに箱の表記はドイツ語のみ...輸出用なんでしょうか。
 
AMI DU CHAMBERTIN フランス(BOURGOGNE)、ウォッシュタイプ。
水とMARC DE BOURGOGNE(マール、ぶどうのしぼりかすを蒸留した酒)でウォッシュされたチーズです。フィデリス・オ・シャブリと同じく、表面はオレンジ色でグロスを塗ったようにつやつやしており、中身はクリーム状です。熟成させると味も強くなりますが、香りもかなりのもので、ワンルームマンションなら部屋じゅうに充満します。ラミドシャンベルタンとは「シャンベルタンの友」という意味ですが、それならウォッシュに使われているマールドブルゴーニュは恋人ってところでしょうか。鬼にでもなったつもりで友達恋人もろともむさぼり尽くしてやりましょう。
1ヶ月/春~秋
BLEU D'AUVERGNE フランス(AUVERGNE)、青カビタイプ。
オーヴェルニュの農民がライ麦パンに生えたカビを使って作ったのがこのチーズの始まりだといわれています。AOC取得は1975年です。塩味がきいているので、アンディーヴ(endive)サラダのドレッシングに使ってもおいしいですね。
4週間/
春~秋
BLEU DE BRESSE フランス(RHONE-ALPES)、青カビタイプ。
クリーム状のなめらかなチーズです。中に少し青カビが入っていて、外側はふんわりと白カビに覆われています。第二次大戦後に作られた比較的新しいチーズだそうです。それほどブルーチーズを好きでない人でもおいしいと感じるかもしれないと思うほど食べやすいですが、もちろんアオカビが大嫌いだという人には向きません。
2-4週間/
1年中
BOURSIN フランス(NORMANDIE)、フレッシュタイプ。
あっさりしていて食べやすいフレッシュタイプのチーズです。3種類食べましたが、私はにんにく&ハーブ(AIL&FINES HERBES)が一番好きです。クラッカーや小さなパン(PETIT PAINやPAIN SUEDOIS、TARTINEなど)につけるとあっさり1箱食べ終わってしまいます。コショウPOIVREはぴりりとスパイスがきいておいしいのですが、調子にのって食べ過ぎると胸焼けします。まわりに細かく刻まれたナッツがついたNOIX DE PECANもなかなかですが、今ひとつ味にまとまりがないような気がします。
BRIE DE MEAUX フランス(CHAMPAGNE ARDENNE、ILE-DE-FRANCE)、白カビ・軟質タイプ。
外はふんわりとした白カビに覆われ、中は黄色っぽくもっちゃりとしたチーズです。くせが強くないのに風味がよく、ほのかな甘味があって、毎日デザートがわりに食べても飽きません。製造と熟成が別の場所で行われるのがこのチーズの特色のひとつだそうです。直径はカマンベールの3倍くらいあります。AOC取得は1980年です。なんとなく、カマンベールよりもブリの方がおいしいものに当たる可能性が高い気がします。
6週間/
1年中
CAMEMBERT DE NORMANDIE フランス(BASSE NORMANDIE、HAUTE NORMANDIE)、白カビ・軟質タイプ。
外は白く、中はクリーム色で柔らかい、おなじみのチーズです。世界中でコピーが出まわっていますがオリジナルはノルマンディーです。日本で売っている「カマンベール入りチーズ」とはまったく風味がちがいます。AOC取得は1983年です。
4週間/
1年中
CANTAL フランス(AUVERGNE)、非加熱プレスタイプ。
湿り気があってどっしりしています。若いものはさわやかな風味で、熟成させると皮が茶色っぽくなり、独特の味が出てきます。 2000年もの歴史がある、フランス(で最も古いチーズのひとつだそうです。AOC取得は1980年(1956年)です。
3-6ヶ月/
一年中
CHAUMES フランス(AQUITAINE)、ウォッシュタイプ。
少し弾力があって、もっちゃりした感触のチーズです。ウォッシュにしては強くなく、食べやすいと思います。アフィデリスオシャブリのようなとろとろクリーミー濃厚タイプが好きな私には少し物足りない気がします。時間がたてばもっと強くなるものなのかもしれませんが、その前に食べ終わってしまうので、わからないのです。

公式サイト
http://www.chaumes.ch/ 
COMTE フランス(FRANCHE-COMTE)、加熱プレスタイプ。
長期間熟成させる、黄色っぽく風味の良いチーズです。AOC取得は1976年です。
3-30ヶ月/
一年中
COULOMMIERS フランス(CHAMPAGNE ARDENNE、ILE-DE-FRANCE)、白カビ・軟質タイプ。
BRIEの弟だといわれていますが、ブリより小さめで、自家製でない(工場生産の)ものが多いチーズです。そういうものの場合値段が少し安めです。
4-8週間/
春~秋
COUTANCES フランス(NORMANDIE)、軟質タイプ。熟成するとトロトロとクリーミーになる食べやすいチーズです。名前はMANCHE県の地名からきています。
3-4週間
CURE NANTAIS

フランス(PAYS DE LA LOIRE)、ウォッシュタイプ。
丸みをおびた四角形のチーズです。中は黄色っぽくなめらかです。

1ヶ月/
一年中
EMMENTAL スイス/フランス(FRANCHE-COMTE)他、加熱プレスタイプ。
マンガでねずみが食べているような、オレンジっぽい黄色をした、気孔がたくさんあるチーズです。そのままでもおいしいのですが、フォンデュやパスタなど料理にもよく使います。GRUYERESチーズの仲間です。
10週間
EPOISSES ウォッシュタイプ。AOC取得は1991年です。
FOURME D'AMBERT 青カビタイプ。AOC取得は1972年です。
GAPERON フランス(AUVERGNE)、白カビ・軟質タイプ。
にんにくとハーブ入りの個性的なチーズです。ドーム形でどっしりしています。のびがよいのでパンに塗って食べるのにもってこいです。はじめからすこしピリッとスパイスがきいていますが、時間がたつと酸味が増してかなり強い味になります。
2-3週間/
一年中
GRUYERE スイス、ハードタイプ。
中は薄いクリーム色で気孔があり、表皮は固くて茶褐色です。よく噛むとナッツのような香ばしさが味わえます。
EMMENTALと同じく、チーズフォンデュにも欠かせません。キッシュやグラタンなど、料理にもよく使います。おやつとしてもってでかけるのに便利な固さです。
一年中 
LAGUIOLE フランス、非加熱プレスタイプ。ライオールというのはオーブラック高原の村の名前です。重量が45kgにものぼる、大きな円筒型のチーズです。表皮は厚く、中身はクリーム色です。AOC取得は1961年です。
LANGRES ウォッシュタイプ。AOC取得は1991年です。
真中が窪んでいます。エポワスよりくせがすくなく食べやすいと思います。
LIVAROT ウォッシュタイプ。AOC取得は1975年です。
MIMOLETTE フランス(NORMANDIE)、非加熱プレスタイプ。
17世紀頃のフランス(で外国製品の輸入が禁止されていた時期に、オランダのチーズが手に入らなくなったため、似たものを作ったのだそうです。熟成がすすむと固くなっていきます。
きれいなオレンジとミモレットという名前から何となく春を連想します。
6-18週間
MONT D'OR ウォッシュタイプ。
MORBIER 非加熱プレスタイプ。AOC取得は1998年です。
MUNSTER フランス(ALSACE、LORRAINE)、ウォッシュタイプ。AOC取得は1969年です。
ウォッシュの代表格ともいえるチーズです。表面はオレンジでつやつやと濡れており、中身はとろっとしています。熟成するとかなり強く濃くなります。
3-8週間
PIE D'ANGLOYS フランス(BOURGOGNE)、ウォッシュタイプ。
アンジュルーと同じく、ウォッシュのわりにくせのないチーズです。
PONT L'EVEQUE フランス(NORMANDIE)、ウォッシュタイプ。
これもウォッシュにしてはマイルドです。AOC取得は1976(1972)年です。
REBLOCHON 非加熱プレスタイプ。
ROCHEBARON フランス(AUVERGNE)、青カビタイプ。
表面は適度に歯ごたえのあるグレーの皮で、やわらかいクリーム色のチーズのまん中に青カビが入っています。塩気が適度でとろりとまろやかなクリームのおいしさと青カビの刺激が両方味わえる一石二鳥チーズです。AOC取得は1976年です。
4-8週間
SAINT AUBAIN フランス(ANJOU)、ウォッシュタイプ。
白カビと思いそうなほど軽いチーズ。
 
SAINT ANDRE フランス(MIDI-PYRENEES)、白カビ・軟質タイプ。
原料にクリームが加えてあるらしく、甘いミルクの味がして、「ミルキーはママの味♪」という懐かしいCMが頭をよぎります。表面はふわふわの白カビに覆われていて、さわりごこち抜群です。もともと輸出用に作られているチーズなんだそうです。
SAINT NECTAIRE 非加熱プレスタイプ
熟成度により違いがありますが、焦げ茶、白、黄、オレンジの混ざったような表皮です。ライ麦のわらの上で熟成させるそうで、だんだん濃い色のカビに覆われてきて、独特の匂いを放つようになります。
1年中
SAINT PAULIN 非加熱プレスタイプ。
SALERS 非加熱プレスタイプ。
TAMIE 非加熱プレスタイプ。
TOMME DE SAVOIE 非加熱プレスタイプ。

CHEVRE

ヤギの乳チーズ
BOUTON D'OC
CROTTIN DE CHAVIGNOL
MONTRACHET
SANCERRE

BREBIS

羊の乳チーズ
ROQUEFORT フランス(AVEYRON県)、青カビタイプ。
青カビチーズの王様です。ラコーヌという種の羊の乳だけを使って作られ、地域も限定されています。

書いていたら食べたくなってきました。冷蔵庫から出したばかりだから、もうちょっと待たなくちゃ...。

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