フランス生活実用:住居探し、契約、電気・電話等手続、引越

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フランス(パリ)生活実用メモ&リンク - PAGE 1

LOGEMENT 住まい関連


RECHERCHE D'UN LOGEMENT

部屋探しの方法

あてがない場合、パリとその周辺での部屋探しには根気と時間がいります。予算が低いとなおさら大変です。

◆街の不動産屋を見て回る

まともな物件は競争率が高く、フランス人ですら苦労しています。フランス人の保証人を求められることが多く、学生となるとさらに不利です。

*大手不動産屋

  • CENTURY21 FRANCE
  • HESTIA
    HESTIAは、始めに登録料を払い、気に入った物件があったら直接大家とやりとりして決めるというタイプの不動産仲介業の一つです。自分で気がすむまで物件を調べられるのと、比較的家賃が安い物件が見つかるのが魅力ですが、その分競争率が高い(外国人、学生は不利な場合が多い)し、大家がいい加減なことすらあるので、登録料の払い損になる可能性もあります。

    ◆日系の不動産屋で探す

    日系の不動産は全体的に少し高めですが、予算にゆとりがあれば、まともな部屋がみつかる可能性もあります。
  • パリ不動産
  • ◆住宅情報雑誌や街の無料情報誌やインターネットで探す

    街角のカフェに置いてある無料誌にしろ、キオスクで売っている情報誌にしろ、不動産屋が客引きのために載せている餌のような物件もあります。電話した頃にはもう決まってしまった(と言われる)ことも。余り物っぽい物件もあるのは、日本の住宅情報誌と同じですね。

    *住宅情報誌

  • DE PARTICULIER A PARTICULIER
  • ◆日本人向けの3行広告(PETITES ANNONCES)で探す

    フランスの不動産屋の相場と比べると、日本人向けのものは家賃が高く、条件が良いとはいえない物件も多いのですが、運がよければすんなり行きます。日系の本屋さんなどで手に入るパリの日本語情報誌で探す場合、早い者勝ちが多いので、発売日の朝に早起きする覚悟が必要です。日系本屋さんの掲示板にも貸し部屋のアノンスが貼ってありますので、まめに見に行った方がいいでしょう。私の経験では、日本語情報誌よりも本屋さんの掲示板広告の方が競争率が低く、中でも日本語を話せない大家さんがフランス語で書いた広告が一番競争率が低いような気がします。(中にはあやしいのもありますのでご注意を。)
    大家さんが税金を払うのを避けてひそかに「闇貸し」している物件の場合は、当然住宅補助(アロカシオン)の申請はできません。特に日本人向けの物件は闇賃貸が多いので、契約前の細かい確認は欠かせません。

    *日本語情報誌

  • OVNI

  • フランスニュースダイジェスト

  • PARIS JEUDI TOKYO
  • *PETITES ANNONCESの掲示板がある日系書店

  • 文化堂 (M: QUATRE SEPTEMBRE 徒歩1分 / OPERA 徒歩3分)
    29 rue St. Augustin 75002 Paris. TEL: 01.42.60.00.66

    →現在、文化堂はなくなり、
  • BOOK OFF ブックオフ になっています。
    29-31, rue Saint-Augustin 75002 Paris
    TEL: 01.42.60.00.66
  • ジュンク堂 (M: PYRAMIDES 徒歩1分)
    18 rue des Pyramides 75001 Paris
    TEL: 01.42.60.89.12
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    CONTRAT DE LOCATION & DEMENAGEMENT

    賃貸契約と引越

  • フランスで不動産屋を介して賃貸契約する場合、入居前に不動産屋が部屋の状態をチェックしてETAT DES LIEUXを作成します。この書類に壊れている箇所などを書いておかないと、退去の際に自分のせいにされて、敷金からひかれる可能性も...。

  • 不動産屋の仲介による契約時、家賃(+管理費)と、敷金(後で返却される)と、不動産仲介料(大抵1ヶ月分)を支払います。フランスの不動産屋の場合、フランス人の保証人が求められる場合も多いですが、契約者の身分や不動産屋によって違うようです。

  • 契約や支払に関する書類は、アロカシオンや滞在許可証の更新などに必要なので、大切に保管しておきます。(フランスの領収・請求書の類には2年くらい保管しておきなさいと書いてあるものがよくあります。)

  • 字が小さくて面倒ですが賃貸契約書には一応目を通します。契約書を見ながら説明してくれる丁寧な不動産屋もあります。家賃・管理費の他に何か請求されることがないか、契約解除の時は何ヶ月前にどのように通知を出すか、修理の費用は大家と借家人のどちらが負担するか等、重要なことが書いてあります。同意するなら、契約書に"LU ET APPROUVE"(上記承認します)と書いて、自分のサインを入れます。

  • 契約を解除する場合、大体の場合3ヶ月前に書留郵便で通知を出します。帰国するなら問題ありませんが、引越す場合、退去通知を出すのは勇気がいります。空家は直前にならないと見つかりにくいのに、退去通知は3ヶ月前ですから。家を出ることは決まっているのに、入る家が見つからない!なんてことも起きるわけです。実は私もあと一歩でカタツムリからナメクジに転落して干からびるところでした。脱線して私の引越談を...。
  • どうしても引越したくなったある日、私は思い切って3ヵ月後に退去するという契約解除通知を送り、すぐ新居探しをはじめました。が、いい物件が見つからなかったり、見つかっても先に入居者が決まってしまうという毎日が続き、「キープのために二重に家賃を払うのも無駄だから、ぎりぎりになってから探そう」と思い始めました。パリで見かける貸ステュディオ広告には「即入居」か、「遅くとも1ヶ月以内に入居」という物件が割と多いので、直前の方がいい気がしたのです。何とかなるさという呑気癖も手伝って。
    さて、いざ1ヶ月前になり、本腰をいれて探しましたが、退去予定日の3日前になっても見つかりません。不動産屋からは、次の人が入るので早く出てくれと催促の電話がかかってきました。
    真冬のパリで家具つき野宿か...スウェーデン家具屋IKEAの可愛いCANAPE-LIT(ソファークッション)で寝れるとは、野宿にしては豪華だな。どこに置こう。「ポン・ヌフの恋人」が住んでいた橋にはこんな大きな家具は置けないだろうし、公園も夜は閉まっちゃうし…。」
    パリの安いステュディオは、日本と大差ないほど狭く(大抵17~22㎡位。シャワーオンリーでバスタブ無しが多い)、家具つきがほとんどですが、郊外の家具なしの部屋に住んでいた私は、必要最低限の家具を自分で買いそろえていました。かといってベッドを売ってしまったら引越すまでの間寝る場所がなくなりますし、新居が家具なしの可能性もゼロではありません。面倒だし、引越後に処理を考えようと呑気に構えていたのですが、荷物が多いと身動きがとれないんですよね…。
    さあて、どうしよう。と、困りきったところに天の助け。パリから1時間のところにある一軒家に住む友人が、いざとなったらうちに避難していいよ、といってくれたのです。この友人は、最終的には家具や荷物を預かってくれ、引越も手伝ってくれました。本当に感謝です。
    これで野宿の可能性はなくなったものの、転居先を見つけるに越したことはありません。日系の本屋を回る日々が続きます。フランス語で書かれた貸ステュディオ広告が目にとまったので、早速電話をして中を見せてもらいました。それほど悪くない部屋ですし、第一、悠長に贅沢をいっている場合ではないのです。退去1日前に何とか入居できそうなところが見つかっただけでも奇跡なんですから。というわけで即契約。これで引越せる、と思って早速安い引越業者を手配しようとしましたが、さすがに1日前では予約できず、予定より1日遅れの引越になってしまいました。不動産屋にため息をつかれながら、大家さんに謝り、どうにか引越完了です。
    さて、引っ越したはいいのですが、一息つくまもなく、今度は家具と荷物の山との戦いです。転居先の新大家さんは「学生の一人暮らしで家具を買うなんて無謀だよ。このじゅうたんは新しくていいものだから傷つけないようにくれぐれも気をつけてね」とじゅうたんが気になって気になって仕方ないようです。「ちゃんと家具を処分したかい?じゅうたんは無事かな」と、たまにパトロールに来ました。日々格闘して、数日後には友達に洗濯機をあげたり、家具を預かってもらったりして、何とか住めるようになりました。ふうう。よかった。 一時はどうなることかと思いました。何事も始めが肝心ですね。パリの中心まで電車で15以内分で、大きなスーパーや市場がある住みやすい街でも、郊外なら広くて安い物件が見つかります。ですが、最初に家具なしの部屋に住んで家具を買ってしまうと、後で家具つきの部屋に引越す時が大変です。IKEAやHABITATなどを回って家具をそろえるのは楽しいけれど時間もお金も気力も体力も必要ですし、引っ越してからも住所変更やら転居通知やら滞在許可証変更だけで十分面倒なのに、家具の処理まであると、参ってしまいます。

    部屋探しをすると、駅名や路線図に妙に詳しくなりますし、普段行かない地域の家の内部を見れるのも面白い経験ですが、切羽詰っていると心身ともに疲れます。引っ越す必然性はないけどもっと良い部屋がないかな~というくらいの気分で物色するのなら楽しいはずです。
    でも本当にいろんな人がいるし、日本女子愛好家のあやしいムッシュが間貸ししている部屋なんかもあるので、警戒心だけはお忘れなく。

    ●引越業者

    フランスの引越業者に頼むにしては荷物が少ないし、手軽に済ませたいという場合、日本語情報誌に広告を出している業者をあたってみると安上がりです。

    ●郵便物転送

  • 引越後の郵便物の有料転送サービス

  • 身分証明書を持って郵便局へ行き、REEXPEDITIONを頼むと、郵便物が半年間新住所へ転送されます。有料です。このサービスを申し込んだ時に頼めば、切手なしで送れる引越通知はがきを20枚もらえます。
  • 転送用封筒を購入し、旧住所の近くに住む知人に預けておいて、郵便物がきたらそれに入れて送ってもらう、という転送方法もあります。
  • ●持ち物の処分

    オークションや街の情報誌を使う方法もありますが、金銭と物がからむので、日系の情報網を使うのが一番無難でしょう。
    日本語情報誌の「売ります・買います」広告を利用するか、日系書店の掲示板にビラを貼るなどして買い手を探します。(広告掲載が無料のPARIS JEUDI TOKYOは便利です。)

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    INSTALLATION

    電気・ガス

  • EDF(電力会社)
  • Gaz de France
  • 電話、インターネット版電話帳

  • フランステレコム

  • PAGEJAUNES.FR

  • 2種類の電話帳PAGES JAUNES(企業・店用)、PAGES BLANCHES(個人用)を使って、名前や居住地域から簡単に電話や住所が検索できるサイトです。電話帳に番号を載せないようにするには、フランステレコムに下記の"LA LISTE ROUGE"のサービス契約を依頼しなくてはなりません。(2001年現在有料)

    ●テレコムに申し込んで使う一般加入電話(家電話)用サービス

  • LA PRESENTATION DU NUMERO- ナンバーディスプレイサービス。有料。

  • LA LISTE ROUGE- 電話帳その他に自分の番号を載せないようにするサービス。有料。

  • LE SECRET PERMANENT- 常に自分の番号を非通知にするサービス。無料。

  • LE 3615 QUIDONC- かけてきた電話番号が誰なのかを通知するサービス。

  • LA CONVERSATION A TROIS- 3人で会話ができるサービス。無料。
  • ●申し込みなしですぐに使える一般加入電話(家電話)用サービス

  • LE 3131 - 3131をダイヤルすると、一番最後に電話をかけてきた人の番号が分かります。その番号を自動的にダイヤルすることもできます。無料。

  • LE SECRET APPEL PAR APPEL - 電話番号の前に3651をダイヤルすることで番号を通知せず電話がかけられます。無料。

  • AUTORAPPEL- 電話をかけた相手が話中の場合、「自動的にリダイヤルするには5を押してください」というガイダンスが流れます。相手が電話を切った瞬間、呼び出し音が鳴り、そこで受話器を取ると相手の番号が自動的にリダイヤルされます。ただし相手が長電話で、30分を過ぎても電話を切らない場合、依頼はキャンセルされます。

  • このAUTORAPPELサービスは便利ですが、電話を切ったと思った瞬間、別の人から電話がかかってくるわけですから、忙しい人は電話攻めになりそうです。

    インターネット

    ◆フランスのプロバイダー比較(ADSL)
    L'Internaute(Le magazine de l'internet, des loisirs, de la culture et de la decouverte)サイト内のLe comparatif des offres ADSLが便利です。

    契約はいろいろな方法で簡単にできますが、解約はわざわざ書留郵便で書面を送らなくてはならない場合が多いので、契約書に目を通した方がいいと思います。

    ◆サイバーカフェ
    パソコンを持っていない場合、日本語が使えるインターネットカフェを見つけておくと便利です。

  • FORUM DES IMAGES 年会員になると(日本円で7000円くらい/年)、館内でテーマに沿って上映されている映画が見放題で、ヴィデオテークも1日数時間使え、1日につき30分間インターネットが無料で使えます。)
    2005年追記: サイトを見たら、年会員制度はなくなり、1日券と回数券だけになってしまったようです。うーん残念!

  • *オペラ近くのパサージュにあるインターネットカフェには、日本語が使えるパソコンがあります。
  • CA & RI

  • 72-74 Passage de Choiseul 75002
    TEL: 01.47.03.36.12
    MAIL: cari@cari.com

    (2001年に作成し始めたページです。変更されている点もあると思いますので、各サイトでご確認ください。)

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